



★ままならない、こと★
子どもに「なってみる」(=なぞってみる)ことで、子どもの立場に立ってみる。実際に自分のからだを使って、やってみます。すると、これまで自分の目線から見ていた世界と違うものが見えたり、感じたりすることがあります。
こうして、子どもを「再」発見していきます。
演劇的手法を用いることで、言葉にならない思い・出来事や瞬間を、からだを使って共有します。
逆に、言葉のやりとりでお互いに「分かったつもり」になってしまっていることを、様々な角度から見直します。
一人でやるのではなく、みんなでやるからこそ、思いもよらなかった見方を得られるのです。
★かけがえのない、こと★
今この瞬間が過ぎ去ってしまう!と思うような、心に焼き付けておきたい出来事ってありませんか?
子どもをもって初めて味わった感覚、かけがえのない記憶。
子どもと一緒にいる今しかない、そんな瞬間をラッピングするように、小さな作品にできないかと思っています。
音楽やダンスムーブメントの要素を入れて、楽しく発見できるワークにする予定です。
アートに触れ、心をほぐして、子どもがいる今しかできない表現も一緒に探っていけたらと思っています。
ファシリテーター紹介
石野 由香里
演劇ワークショップファシリテーター/博士(教育学)/俳優
俳優として国内外の演劇のメソッドを習得し、舞台を中心に活動。
一方で、国内では数少ない演劇教育・応用演劇の専門家(博士)として、ワークショップ実践・研究をおこなっている。
早稲⽥⼤学常勤講師、明星大学准教授などを経て、現在、早稲田大学文学学術院次席研究員・日本学術振興会特別研究員。
教育、コミュニティや地域社会の現代的問題に対して、演劇的アプローチで解決の糸口を探るワークショップの講師・ファシリテーターを務める。
主著に『他者の発見: 演劇教育から人類学、ボランティアと地域活性論への架け橋』(早稲田大学出版会)がある
