
参加された方々の声
ワークショップに参加された方から寄せられた感想をご紹介します
子どものカラダになってみた時、突然涙が溢れてきた事に驚きました。驚いたと同時に、「うん、そりゃあ、泣きたくもなるよね!」と、子どもに対しても、自分に対しても思うことができ、なんだか納得がいったり、みなさんや、自分自身に認めてもらったような気持ちになりました。
とてもシンプルだけど、とてもパワフルな体験で、このような確かめたり、分析したり、感じたりする時間は、すべてのお母さんに必要な時間だと思いました。
今回は自分の出来事をやってみるより、人の出来事をシェアして考えている時にとても学びがありました。
「子どもと自分は違う」「これは私がやらせたかったことで、子どもがやりたいことではなかった」
とおっしゃっていたことが印象的でした。 当たり前ですが、子どもとの距離が近い母親だからこそ忘れがちなことで、改めてハッとさせられました。
子どもの立場になって演じてみると、表情や態度からは受け取りきれない感情があることに気付かされます。母として子どもの気持ちをわかったつもりで推測しがちですが、推測ではなく対話をもって母と子の間にあるズレみたいなものを埋められたらお互いに安心の関係が作れるような気がします。
楽しいこと嫌なこと。なにに喜んで何を悲しいと思うのか?どんなことを考えてる?沢山話を聞いてあげたいなと思えたワークでした。
親同士で話す機会は多く、「この子のためには」と一緒に考えてきたつもりだったけど、子ども自身の身になって考えられてなかったということに気づいた。実際に子供に「なって」みると、子どもが何を考えいたのか、思っていたのか、を感じることが初めて経験できた。
話だけだと、正解を求めるように気持ちが向いて、苦しくなるけど、子どもの立場に立って見て感じたことをいう、というワークは、心がほぐれて軽やかな気持ちになった。結果的に、自分の気持ちを言いやすく、相手の意見も聞きやすくなった。
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ただただ、感じて、そのまま受け止める時間が貴重だった。
日常を切り取って演じてみる方法だから、自然体の子どもを知り合うことがあった。周りと比べてしまう気持ちも減った。
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子どもとの日常生活を客観的に観察できるようになった。イライラする対応を一呼吸おいて、接するようになった。
今回のワークショップでは、子どもとのやりとりを演じることで、イメージだけでなく実際に「相手の立場」になり、物理的に「視点を変える」ことで、演じる直前までは想像もしなかった「子ども」としての感情が自分の中に湧き上がってきたことに驚きました。地べたに寝転がって、イヤイヤとジタバタして、低い目線から「お母さん」の動きを見てみなければ気づかなかった感情だと思いました。
また、参加者がそれぞれ定期的にそれなりの声量で声を発して、身体を動かしながら「考える」ことで、言葉で悩み相談を聞き合うよりも、お互い軽やかにシェアし合えることも、今回のワークショップの大きな気付きでした。普段あまり体を動かす習慣のないわたしにとっても、子育てに向き合う場として新しい感覚だったことは間違えないです。
最初、「一場面を切り取って再現してみる」と言われた時にはそれがどのような意味なのかよく分からず、難しいな、、と思いました。 ところが実際やってみて、身体を使って他者を演じると、その人の心の動きを擬似体験できると言うか、その人の気持ちに自然となれる、そんな体験ができました。
私は、Aさんのお子さんを演じ、その後、もう一回同じ場面でAさんを演じてみましたが、両方の気持ちがじわじわと伝わってきました。特に大きな動きのある場面ではなく、何気ない会話でしたが、心の中は、驚き・不安・モヤモヤ・切なさ・嬉しさ、、色々な気持ちが混ざりあっていて、私も同じような経験があるので演じてみて気持ちがかなりシンクロしました。
演じた方は「自分事として捉える」、演じられた方は「客観的に自分を振り返られる」ことがすごいですね! 気づきがたくさんありました。 そして全体を通して石野さんの穏やかな雰囲気が、安心できる空間を作り出していてとても素敵だなと思いました。